FC2ブログ
 
裏ドラ!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

車、買った

2月9日、納車完了。
…クルマ買っちゃったんだー♪とか言う記事にするのはいささか恥ず
かしいので鼻の穴を膨らまさない程度に記事化してみる。

2012年12月31日。
実家に戻っていた家人を迎えに品川駅に向かおうとしたらエンジン
動かず。バッテリー上がり?と思ったけど、それ以外の故障が発生
したのだとしたら、正月期間中、ディーラーは休みだから…

などなど。いろいろな可能性を考えつつメーカーの「エマージェンシー
サービス」に電話してみる。JAFに電話すれば無料で応急処置はして
もらえるのは知ってる。でも、故障の場合は指定ディーラーでない
とコンピューターの設定がどーのこーのと様々な制約のあるクルマ
であるため、エマージェンシーサービスに電話した方が良いだろう?

電話をする。
電話がかかる。…忙しいので折り返すとの事。
折り返しがかかってきたのは1時間後。…私は自宅だったから良い
ものの外出先だったらなんとする?と言うエマージェンシーコール
の体制面への不安&不満がわく。

で、かかって来た電話によれば…エマージェンシーコール経由で
対応をお願いする場合、業者さんに来ていただくだけで万単位の
お金が発生するらしい。それは何もできなくてもかかるそうで、
来ていただく業者さんはJAFのロードサービスとほぼ差が無い
そうで…違いはもし修理になった場合はメーカーの指定工場に
輸送していただける点らしい(有料)。ちなみに指定工場は
1月5日からの営業との事で(笑)。ならばJAFに来ていただいて
応急対応をしていただき、ダメならダメで1月5日に再度JAFに
来ていただいてレッカーで運搬いただけばお金はかからない。

「要は何かできるならメーカーのエマージェンシーサービス、
 何もできない(JAFと同じ内容しか無理)ならJAFを呼ぶ」
と思いつつ、エマージェンシーサービスに電話しているのに
1時間待たせた挙げ句に「今から派遣しますが最低ン万円かか
ります。ご了承ください!」と言い放たれるとさすがにカチン
と来る。
この「カチン」は今回が最初ではなく、「車検」「点検」
「修理」「担当者変更」などなど、接点が発生するたびに
感じていた事であり。今回の事で担当ディーラーの問題では
無くメーカーそのものが気に入らない事が良く分かった。

そんな訳で、結局はバッテリー上がりが原因だったのだけど
(笑)、クルマを買い換えよう!2013年は車検だからね♪
と言う事でクルマを買い換える事にした。

買い替えに際し、
「輸入車はもう嫌だ!」と言う点が大きく1点。
そして…「自分の生き方を持ってるクルマ(や小道具)で
表現する必要も無い!」と感じており、身の丈に合致した
ものでじゅうぶん!と言う観点より「ローンは組まない!」
と言う点もあった。
手元にあって使える現金で買えるクルマ!と言う事で…

漠然とリストアップしたのがプリウス、あるいはアクア。
燃費も良いしエコカーだし、むしろこうしたクルマの方が
格好良いじゃないか?と思いつつ。正月の「初売り」と称して
いる日にトヨタの販売店に向かう。

ノーアポで行ったお店でアクアを見せてもらう。
ディーラーで対応いただいたスタッフの方は誠実な方で
無理に余計なオプションをつける事を薦めず、更に「今すぐ
ここで決めてくださいとは言いません!」と言った感じで
買い回りを存分にしてください♪と言った余裕を感じた。

その「余裕」には「値引きは期待しないでね♪」と言う…
決めた場合は値引き交渉には応じますが、安易に値段は
出しませんよ!と言う…交渉のエンタメ性を奪う物でも
あった(笑)。

「検討しまーす!」と言った帰り道、アクアよりも高価
だけど気になっていたクルマ=CX-5のディーラーがあって
…現金購入とするとちょっと予算が上がっちゃうなー…と
思いながら「マツダさんは値段を出してくださるはず!」
と厚かましい事を期待をしながら行ってみた。

ノーアポでお邪魔したので立ち上がりはあまり芳しく
無かったものの、トヨタのディーラーと違い、乗って行った
クルマの査定をさせてください!とお願いして来た点と
試乗を薦めてくださった点もあり。こちらとしては
「店内で話をするより試乗中の方が突っ込んだ商談
(値引き交渉等)がやりやすい!」と言う思惑もあり。
もちろん先方には先方での思惑もあったろうけど冷やかし
ではなく購入検討をしているのは間違いないので…
試乗しながら予算感等を語ってみて「まぁ無理な事を
言ってますなー(ガハハ!)」と言った感じで戻って来た。

戻った後、「見積もってみます!」と見積もりをあげて
もらった。ディーゼルとなると価格の値引きが厳しい
とか年度内納車が厳しいと言う点もあり、ガソリン車
で良いです!と言ってはみたものの…予算的には現金で
ポーンと出せる金額から50万ほどオーバーしていた。

これはどーこーなる金額でもないなーと思っていたら…
買ってから9年になる我がクルマが…40万で下取りして
もらえるそうだ(笑)。断言する!値段はつかない。
どんな中古車買取業者に持ち込んでも5万円くれ!と
言ったら往復ビンタされるレベルである(笑)。

そこに40万円。
さらに値引きで15万円。

…50万円オーバーが5万円アンダーになった。
そうなれば迷いも異論も無い。ここで無駄に結論をのばす
必要はどこにも無い訳で、気持ちよく「買います!」と
回答して契約して帰って来た(笑)。

それが1月4日。
…1ヶ月ちょい後の2月9日に納車。
クルマを買うのって意外と簡単なものだなーと実感しつつ。
「初の国産車・初の後部座席にもドアがある」などなど、
はじめての経験を満喫しております、はい。


ただただ哀しい

18代目中村勘三郎丈が亡くなった。
近年の勘三郎丈は一身是病巣と言った感じで。ひとつの病気が
出てそれが快癒したらまた次の病気と言う印象が強く。

「食道癌」ならびに術後の経過等、世間に漏れ聞こえる情報
を総合的に鑑みても厳しい事は分かっていた。

でも、勘三郎丈ならばその厳しさを乗り越えて再び我らの前に
戻って来てくれるんじゃ無いか?と言った、希望以外の何物
でもない願望を胸に、「来年、新しくなった歌舞伎座の
舞台に勘三郎丈がいないなんてあり得ないだろう?だから
必ず戻って来る!」とそう信じ、念じていた。

残念ながらそれはかなわなかった。

今、勘三郎丈が残した数々の舞台、作品が「追悼」として
テレビで放送されている。金比羅歌舞伎の様子だったり若い頃
のものだったりコクーン歌舞伎だったり。私には勘三郎丈
の芸を云々できるほど多くの引き出しがある訳じゃないけど、
ひとつだけ他の歌舞伎役者さんと決定的に違う点を挙げると
すれば、勘三郎丈の舞台を見守る観客の表情は、勘三郎丈
の舞台の時のそれよりも遥かに豊かであるという点である。

大笑いし、大泣きし、「いい舞台を魅せてもらった!」と
言う幸せな気持ちに包まれて木戸をくぐって現実に戻って
行けるのが勘三郎丈の舞台であると。

NHKで金比羅歌舞伎の模様を放送していた番組を見た時にそう
感じた。客席との距離感の近さ、温度の伝達。でも、それで
いて客席に媚びている訳でもなく、距離が近くても確実に
存在する「こっちとあっち」と言う境界線。

その「境界線」が、練り上げた芸であり。
その芸を会得するために必死に重ねた努力なんだろう。

身内、内輪受けではない。近いけど遠い存在。それが勘三郎丈。
でも、遠いけど親しみやすい存在。それも勘三郎丈。

「歌舞伎なんてもんはね。
 むつかしい事は無いんだよ。見て楽しんでくれればそれで
 良いの!」

とでも言い放ち、お客さんに技を押し付けるのではなく、
お客さんが見たいと思ってる舞台をポーンと目の前で実現して
魅せてくれた役者さん…それが18代目中村勘三郎丈。

「歌舞伎って面白い!」って、心の底から感じられたのは
勘三郎丈がいたからだと思っている。そして、その勘三郎丈
が亡くなったのは、本当に私にとって「痛恨の極み」でもある。

ただ、歌舞伎の芸は継承されて行く。
18代目の演じた俊寛にせよ籠釣瓶の佐野次郎左衛門にせよ
…はたまた高坏の次郎冠者にせよ、18代目の父=17代目の
当たり役であったものを17代目が我が役にした訳で。

それはいずれ、18代目の後を継ぐ役者さんが自分のものと
して演じる事になるんだろう。いや、なってもらわねば
困る。

18代目の意思と、そして芸を…いずれ誰かが継承してくれる
事を心より願って。

今は勘三郎丈のご冥福を心よりお祈りしたい。

勘三郎丈の訃報に触れて仁左衛門丈が「彼は今、あの世で
名だたる名優さんたちと出会ってそこで演技ができると
言う喜びの中にいるんじゃないか?病からも解放されて
尊敬する先輩方に囲まれて、本当にルンルン気分だと
思う」と、瞳にいっぱい涙を貯めて…本当は心から喪失感
の一つでも言いたいのだろうけど、それをこらえて笑顔で
語ってらしたのが…凄く印象的だった。
それは恐らく勘三郎丈の望むところでもあるんだろう。
したり顔で悼んでもらうよりも「上手く逝きやがって!
羨ましいなぁ」と言ってもらった方が嬉しいだろうと。

そう思う。

だから、
これ以上の泣き言は言うまい。
彼の残してくれた数々の舞台を胸に。

その芸を、またいつか見られる日を信じて。

最後にひとこと…「未来で!」

合掌

スタンス

子供の頃から「サカナ好き」だった。
将来の夢は?と聞かれ、小学校就学前は「薬屋さん(=病院で
出してもらえる甘いシロップ状の薬が好きだから)」、小学校
低学年の時は「タクシーの運転手(=クルマに乗るのが好きだ
から)」、小学校4年の頃の将来の夢には「漁師」と書いた。
…それなりに勉強はできる子供だった。であるからして小学校
4年にもなれば「第1次産業に従事する事はねぇだろうな」とは
思っていたけど、でも「夢」として魚と戯れたいと言うのは
あった。

色々経て、
現在に至る。薬屋さんでもタクシーの運転手でも漁師でも
無い職業に就いている。今、一念発起してそれらの職業に
就こうか?とは一切思わず。…なれるものならば農耕系の
第1次産業の方に興味はあるけど、浜の漁業権だの荒くれ者
ばかりの漁師だの、時化だの何だのは正直なところカンベン
して欲しいけど。

でも、サカナは好きだ。

東日本大震災があり。
私の中で東北との距離が縮まった。近くなった。
そして、東京から約600kmの距離を経たところに岩手県宮古市
がある。津波の被害が大きかった地域であり。でも、豊富な
海産物の恩恵にあずかってきた地域でもある。

東北

東北

「魚菜市場」なる地元で水揚げされた魚などを扱う市場の
魚が…実に良い。本当に、ワクワクするほど良い。秋には
サンマ、冬には鱈、毛ガニ…春には、そして夏にはまた別の
海産物で市場は賑わうのだろう。とにかく東京ではお目に
かかれない新鮮な海産物にお目にかかれる。

水族館の魚よりも胃袋にクるし。
お腹がグゥーーーーっと鳴ったら、市場で魚を味わうもよし、
地元の料理屋で新鮮な魚を味わうもまた良い。

東北

東北

「定食」として頼んだ「少しずつ食べられるセット」のはず
だけど、大人3人がシェアしてもじゅうぶんな量がある、
これで1人前と言う「磯定食」。とにかく海胆だの刺身だの
子持ちカレイの煮つけだの、勿論旬の毛ガニだの…あ、あと
ホヤだの…これでもか!ってぐらいの宮古の海産物が味わえる。

無粋を承知で値段を申さば…4,500円。
築地の場内で寿司を食べればそのぐらいの値段だろう。…量は
4倍ほどあるのが宮古(笑)。盛り方はもう雑だけど…それも
含めて宮古。

実は、先週、東北に行った際。
冬の宮古街道は凍結してるだろうなぁ~と、岩手行くのは諦めて
いた。でも何となく盛岡までは北上出来そうだったので岩鋳なる
南部鉄器の工房とお店に行き。
…すき焼き鍋だの鉄瓶だの風鈴だのを買って…。いや密かに
工芸品好きでもあり(笑)。

東北

そのまま南下して、宿をとった塩釜に戻ろうと思ったのだけど。
…宮古が呼んでた。いや、胃袋が宮古を欲した。「メシ、喰って
帰ろうぜ!」と。盛岡から宮古往復…冬の宮古街道なので…
所要時間片道2.5時間見当。

「5時間かけて宮古に行くとか、バカだよなぁ~」と、
私をスキーに連れてっての台詞のような事をつぶやきつつ。

ニヤニヤしながら宮古に向かって。
海を見て、亡くなられた方のご冥福をお祈りして。
腹いっぱい魚喰って太って帰って来た。…5時間(盛岡往復)
かけて(笑)。

震災から1年。
「支援」だの「忘れない」だの「絆」だの、色々な言葉が飛び
かう。「心を一つに」だの何だの、今まで40数年生きて来て
他人様と心を一つにした記憶などほぼ無い身として、そんな
お題目の数々に従順に従うつもりも無ければ、出来もしない
自己犠牲を払い続けるつもりなど毛頭ない。ってか好きでも
無い事は出来ない自信もあるし。「やってやってる、来て
やってる」などと言う思いあがった気持ちがあるなら行かぬ
方が良いとも思ってる。

今、私を東北に向かわせる動機づけは、
「好きだから」の一点のみになっている。「サカナが好きだ」
と言う点、工芸品が、景色が、そして…津波に多くのものを
流されちゃったけど、前を向いて生きようとする人々の
いじさしさが…たまらなく好きだと言う点。

これしか無い。

良い事をしようとも、自分の歩みを誰かに認めてもらおうとも、
徒党を組んで何らかの活動を起こすつもりも毛頭ない。自分の
知識と経験を復興のために少しでも役立てよう!などと言う
高邁な姿勢も殆どない。

ただ、好きな事をやる。

でも、その中で忘れちゃならないのは、
多くの方が亡くなられ、今なお3千人以上の方が行方不明のまま
になってると言う被災地の現状であり。多くの方々が傷を抱えた
まま日々の暮らしを生きてらっしゃると言う事実であると。

それは忘れないように外さないように。
でも、そこに遠慮や配慮をしすぎないように。

バランスを図りつつ。

好きな事をやる。

震災後1年経った今。
我が東北との向き合い方はそんな感じ。

「あー、腹減ったな。サンマ喰いたいな。宮古のサンマ」って、
思い立っていきなりサンマを喰いに行ける…そんな感じで行きたいと
思ってます。はい。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。